May 24, 2006
どうやら、今年のバラ園はハズレ年!
このところ例年、晩春のバラ園巡りが趣味みたいになっている。僕は例年、神代植物園と生田緑地バラ園(昔の向ヶ丘遊園)を基点に見て回ることにしている。と言うのもこの二つのバラ園は、自宅から自転車で30分ほどで行けるからだ。
関東近辺ならおおよそ、この二つのバラ園の開花状況を見る事で、他のバラ園の開花状況も予想することが出来る。
今年もそろそろ、原種のバラやオールドローズの季節も終わり。
なので、連休明けに天候を見計らって出かけようと思っていた……が、この連日の雨!
今年は連休以降、例年になく雨が続いている。
(以下参考):excite ニュース:<気象予報>曇天続き…このまま梅雨入り???[ 05月20日 19時53分 ]
先々週、晴れ間をぬって生田緑地バラ園に入ったら、ほとんどのバラが茶色く焼けている。聞くところによれば、今年の長雨ですっかり元気がないらしい。
これはまずいなと、思った。
それで先日土曜日、見事に晴れたので、これ幸いとさっそく神代植物園に行ってみた。
さっさと出かければいいものを、せっかくなので昼頃に洗濯を。
ところがベランダを開けてみれば、風が強く空がごうごうとうなっている。試しに、水を吸って重くなったトレーナーを干したら、ぶんぶんと振り回される有様。
結局、干さずに家を出た。後から思えば、大正解だった。
家を出てすぐ、やたらと太陽の光がてらてらとしているのに気付く。木々の葉っぱや、車の窓などの照り返しがやたらとぴかぴかしている。
こう言う時、たいていその天気は長続きしない。
案の定、北東の空からどんどん黒雲が湧いてきた。
あと少しで神代植物園に着くかどうかという時、とうとうざっと降ってきた。
それも半端な雨じゃない。はっきり言って嵐だ!
道行く人がみんな、あわてて走っている。
僕も当然、傘もカッパもなし。引き返そうかとも考えたけど、あと少しで植物園に着くので、とりあえずそのまま行くことにした。
ずぶぬれになったが、幸い下着まで濡れずに済んだ。
しばらく、館内の鉢植えや、生け花作品を見て過ごす。しかし、嵐はますますすごいことに!
カフェで一時間ほど時間をつぶしたら、徐々に空が晴れて来た。まだ少し雨が残っていたが、売店に傘を売っていたのでそれを買ってバラ園に行く。
嵐を我慢したご褒美は、水滴にきらめく宝石のような花の数々!
天津乙女
カリーナ
ゴールドバニー
アイスバーグ
モナ=リザ
錦 絵
聖 火
やがて西日も差してきて、見事な夕焼けとなった。
バラ園の東屋では、カフェをやっていた。暮れなずむバラ園のカフェは、何とも優雅。
この日の夜はライトアップもあったので、日没後もゆっくり見て回れる。
そのうち大温室で、クラシックコンサートが始まった。そっちの方に向かう。
大温室が、夕焼けをバックに明るく輝いている。
こういう雰囲気のコンサートも、なかなか良い物だと思った。
至福の一日。
(夜景は、以下に続く)
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20:14:19 |
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May 19, 2006
本郷・弥生美術館から、旧岩崎邸庭園
このところ、天候不順だ。しかし確実に新緑は成長し、夏に向かっていることを実感させる。
雨で足下が良くないことさえ気にしなければ、散歩には実に気持ちの良い季節。
雨が止み、ふわりと風の吹いた瞬間に、柔らかな土と濃い緑の息吹を感じる。
それだけで何だか、命の洗濯が出来たように感じてしまう。
先日、本郷東大キャンパス裏にある弥生美術館に行ってきた。
手に入れたい資料もあったのだけど、現在開催されている「松本かつじ展」を見に行くのが目的。
→ 弥生美術館
展示内容の詳細は、下段に。
本郷界隈は、緑が多くて散歩に向いている路地が多い。
というか文京区全体が、街並みの方々に江戸から昭和中期の雰囲気を残している。
公園や庭園も多いし、思わぬ所に意外な記念館や史跡があったりする。
健脚のカップルならば、渋谷、青山、六本木あたりをうろつくより、よぼど健康的でうんちくとIQの高いデートが出来るだろう……なんて思ってしまうのは、自分の母校が文京区にあったせい?
今でも文京区はなにげなく歩いていても、ふっとした光景に、懐かしい学生時代の思い出がよみがえってくる。
弥生美術館は、民家を改造したような木造立て。
その入り口の狭いスペースで、書籍も売っている。
実はここで扱っている本が、他の書店では絶対に見られないセレクトなので、つい何時も余分に買い込んでしまう。
カラー図版が多いし、版数も少ない書籍が多いので、気をつけないと、あっという間に財布が空になる。
といっても、何時もつい、本をまとめ買いしてしまう自分がいけないのだけど……。
弥生美術館を出たあと、なんだかこのまま帰るのがもったいないように思えて、不忍通りに沿って上野の方に歩いて行く。
そして以前から行ってみたかった、旧岩崎邸庭園に向かう。
去年、NHK教育の「知るを楽しむ」という番組で、GHQに接収された西洋建築の歴史を取り上げていて、とても面白かった。
既に夕方近いので、さほどゆっくりは出来ない。しかも、館内の二階にいたボランティア案内のおじさんの話が面白すぎて(実に物知りでした!)結局、半分しか見られなかった。(笑)
でも、濃い緑に囲まれた庭園に触れる事が出来て、本当に気持ちよい一日だった。
そう言えば、現在バラが満開の古河庭園も行ってみたい。
ちなみに、今日は写真は無し。
カメラのバッテリーが、無くなってたんだよね。
一応、出がけにバッテリー・イーインジケータをチェックしてるのに、いざ撮ろうとするとこれだもの!
(以下、続く)
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23:01:21 |
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May 01, 2006
そろそろ再開しないと……
長く放っておいたせいか、アクセスにすごく時間がかかる。自分のブログがなかなか開けないので、消滅したかと思った。
いまようやく、自分の管理室に入れた。
一安心。
なお、このところスパムコメントが多発している。たいてい、海外のギャンブルサイトだ。おそらくロボットが徘徊して、コメントをまき散らしているのだろう。
オイラには、対策方法が分からん。
なので当分、書き込み不可に設定してある。
00:18:15 |
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January 05, 2006
入り江を回る道
新年になって、はっきりしない天気の日が続く。朝からくっきり晴れたのは、1月3日ぐらい。
おかげで今年はすごく寒く感じる。
HP更新のため、IBRPはしばらく中断中。
以下の写真は、正月に初日を撮りに行ったついでに写した多摩川土手。
何故ここを撮ったかと言えば、ずっと前からここがある絵に似てると思ったから。
その絵とは、「入り江を回る道」
作者の井上先生ご自身の日記で、ストックホルムにこの絵に似た場所があると書かれていた。
→「イノうえ・ナおひさのイバラード日記」05年10月1日を参照
絵に似た場所って、確かにどこにもあるとは思う。
ただ、その場所の印象をどういう風に感じ、さらにそこからどういう世界を見いだすかは、全くその人の感性に依存する。
まあそれが、言ってみれば人の空想と現実との境界であり、同時にファンタジーの扉でもあると思う。
ソルマアートはすべて、ここから始まるんだろうね。
分かる人には、分かる話題。(^_^;)
13:51:00 |
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January 01, 2006
謹賀新年!
明けましておめでとうございます!いつまでもずっと、平和で良い年でありますように!
早起きして、多摩川まで初日を撮りに行った。
そしたら曇天でいつまで経っても日が差さない。
一時間ほどして、あきらめて帰ってきた。
下は、ほぼ日の出時刻頃の写真。
しかたないので、僕が初日を描き足しておきました。(^_^;)
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09:10:01 |
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